バレンタインチョコ始まりはいつから

2月14日のバレンタインチョコの風習は、日本では定番のものです。この風習はとあるお菓子メーカーが流行させたものとして、知られています。もともとバレンタインチョコの風習は、海外のものでした。日本には1936年に紹介され、神戸の老舗チョコレートメーカーが持ち込んだとされています。

バレンタインチョコの最初のキャッチコピーは「愛の贈り物としてチョコレートを贈りましょう」というものでした。ところが時代は、日中戦争の真っ只中だったのです。当然、この販売戦略はお蔵入りとなり、このときのバレンタインチョコの風習は日本に全く定着しませんでした。しかし、当時のチョコレート会社オーナーはあきらめることなく、15年後に再びバレンタインチョコを紹介したのです。

1951年に紹介されたときのチョコレートは、赤いハート型パッケージのものでした。その愛らしい見た目に当時の百貨店が目をつけ、販売することが決定したのです。このようにバレンタインの風習は、関西から始まったということがわかります。東京にまでブームが訪れたのは、その7年後のことです。

最初、百貨店は「バレンタインセール」の看板とともに板チョコとメッセージカードを販売しました。この販売戦略は難航したものの、1960年代に入ってからは女性誌に取り上げられることに成功したのです。そして1970年代には、子どもたちの間で「女の子から男の子に告白出来る日」として流行しました。チョコレートの魅力に敏感に反応したのは、実は子どもたちだったのです。

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